身近にあるもの……
sinsing です。
いろいろあって半年間ブログを休憩していました。
なんとなくずっと「死」が近くにあり……。
4月、12年間も共にいた飼い猫がリンパ腫であることが判明。2ヶ月の闘病の末、亡くなった。
直後、もう一匹の飼い猫が眼球摘出手術。
4月末、 義理のおばが逝去。いつも穏やかな笑みをたたえる素敵な女性だった。
6月上旬、義理の父が逝去。農家として力の限り働き続けた86年だった。私たち夫婦をいつも支えてくれた。
その間、有名人の死亡もニュースに。
2月1日 石原慎太郎氏、すい臓がん(89歳)。尊敬する政治家。奔放な、自信に満ちた生き方にあこがれていた。
5月1日 慶応大教授(国際政治学)中山俊宏氏(55歳)、くも膜下出血のため死去。政治解説が鋭く、応援していた。
5月3日 俳優、渡辺裕之氏(享年66歳)自死。妻である女優 原日出子を俺は好きだった。
5月11日 ダチョウ倶楽部の上島竜兵氏(61)自死。自虐タレントの領域を切り開き、昔から笑わせてもらっていた。
小・中学からの友人3人の死も。
一緒に野球をした活発なM、いじめっ子だったF、照れ屋でひょうきんなY。みんな病死だったか。
自分自身も、6月に届いた人間ドックの結果が酷かった。あれだけ健康に留意した生活を続け、運動も続けていたのに……。
あらがっても無駄なのか。
死が身近にあった。
生きていることは偶然なのか?
生きることを楽しむとはどういうことなのか?
そのときはいつ来るのか?
生をかたちとして残すため、本の制作をはじめた。秋までに1冊を出版予定。
お盆が終わり3人の子どもたちもそれぞれの生活に戻っていった。そして亡き父母をふたたび彼岸に見送った。
今日からヒンヤリする空気を感じはじめた。虫も鳴いている。秋の気配。
何を思おうが季節はすすむ。