sinsingです。
前回のブログ「林道歩きの愉悦①」で書いたように、林道歩きは心地よいのです。
昨年までは健康/体力維持のためのウォーキングを、ほぼ家の周囲の道路で行っていたのですが、この春から晩秋まではほぼ林道でやってました。
車を10~20分走らせ駐車し、そこから山に向かう林道でウォーキングを1~2時間。家からの範囲で10本近くの林道がいたるところに巡らされているのです。
家の周囲のウォーキングでは足腰の鍛錬や血糖値・血圧の低下、血流の増加を目的に、歩くことに主眼をおくので多少なりとも一生懸命さを伴うのですが、林道歩きでは、なんとなく主眼は「心地よさの追求」みたいな感覚になっており、健康増進は二の次になっているような……。といっても長めに歩きますからそこそこの健康増進にはなってるのでしょうが。
林道歩きは楽ちん
林道歩きは「キツくない」のです。そもそも林道は林野の開発保全のためですから軽トラック程度が走れる斜度・路面状況なので、私たちのような60歳over夫婦でも楽に歩けるのです。その余裕のなかでなんとなく二人に新しい趣味が始まったのでした。
★★ 妻の新しい趣味 ★★
妻は、前回お伝えしたように「植物の同定(植物の名前調べ)」。以前から、道すがら「この花はなんだっけ?」とつぶやいていた彼女が得た最強の武器はスマホです。スマホでかざして撮影するだけで、花の名前がわかる!! この喜びが大きかったっぽいです。
アプリは iphone SEのカメラ機能。撮影すると下部のinformationで植物の名前などが自動的に出てくるんです。ときどきはアプリ「picture this」も使いますが使い方はほとんど同じ。大部の植物図鑑を抱えながら山を歩いているようなものです。帰宅してからも本日の収穫画像をおさらいするような念の入りようです。
★★ 私のみつけた趣味 ★★
それは「カメラ」でした。
退職まで、カメラは仕事の記録で使ったり、家族の撮影に普通に使ってきましたが、林道歩きをきっかけに「自分のための撮影」がとても楽しくなってきたのです。
「自分なりの美を探す」といった感じでしょうか。これがまた大きな気晴らしにもなっているのです。これについてはまたいつかダラダラと書かせていただきたいと思っています。
(好天のもと脱ぎ始めた奥さま)
前回同様12月2日に撮った、晩秋の林道画像を載せさせていただきます。
カメラは「Pentax K-30.」 レンズは 「smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED」。両方とも2010年前後発売のオールドカメラ、オールドレンズです。古さとシャッター音が気に入ってます。jpeg画像の撮って出しです(露出調整あり)。
(ヤマウルシの実)
(クサギ(臭木)の果実。夏には花が芳香を放ちアゲハチョウが群がってきます)
最近は、テレビを見てもネットの画像を見ても、色の誇張が気になって仕方がありません。いまや自然は、そのままの色で鑑賞するのではなく、ソフトウェアでケバケバしく派手に着色した人工的な色(スマホ的とでも言うのか)で楽しむのが当たり前になりつつあるようで、なんとなくしっくり来ないのです。
みなさんはどう感じてますか?
(ススキと光は相性がいいなぁ)
(見おろす日本海にきらめく波光)
秋は完全に消えて数日まえから冬模様。日本海からの季節風は強く、氷雨が地面をぬらしています。これから丸3ヶ月は一般道路のウォーキングに逆戻りのようです。
みなさんの気晴らしは何ですか?