sinsingです。
年の瀬です。
★★ 地震から始まった ★★
一年のはじまりが大地震だった。東京にも長く生活し、何度も地震は感じていたし、ふるさと北陸地方に帰ってきてからも何度か大きな地震はあった。だが2024年1月1日の、能登を中心とする今回の大地震ほどの揺れは初めてだった。
いつ何どきすべてが崩壊してもおかしくないという、不可避な現実的恐怖のうえに日常があるという、日本列島のあやうさと自身の生活のあやうさを痛感させられた出来事だった。ただ喉元過ぎれば熱さを…のたとえは人の常。いまや記憶すべきあやうさは再び薄らいでしまっている。自戒せねばとは思うが…。
「これでいいのか?!」の 2024年
さて2024年をふり返ると、朗報は大谷選手の大活躍くらいしか思い出せない。政治と経済は相変わらず暗黒時代のように感じられる。
●超超円安……長い政策的失敗の所産。輸出企業と株高ばかり気遣いしすぎ。
●ずっと続くかと思われるほどの物価高……円安が資源をふくむすべての輸入品価格を押し上げる。
●重なる国債……貧乏なのに予算を増加させ国債という借金を平気で増発する政府の無能さ。→結局は選挙対策のための国民へのご機嫌取り。多くの政党が財源については見て見ぬ振り。
●被災地復興の遅滞……石川県知事の無能を見透かし、もはや国が出るべき事態。
●アプリ使用の闇バイト……秘匿性の高いアプリとやらの存在理由はいずこに? SNSも含めて規制の根性は?
●傍若無人の電動キックボード運転……法律の立て付けと警察の取り締まりがあまりにズサン。
●有機フッ素化合物-PFAS-の放置……各地で水道水から検出。暫定目標値という意味不明な値はあれども水質基準値を設定していないオソマツ日本。だから改善は単なる努力義務でしかない。
●原発を推進する政府と電力会社の強力・協力ペア……原発による電力コストは安いと喧伝するが、この狡猾な仲良しペアは原発増設と廃炉にかかるコストを不当に低く見せている。
★★ ところがどっこい ★★
企業や族議員、民衆の思惑なんか何のその! オーストラリア議会は若年者のSNS使用禁止を決議し、トランプは関税を人質にしてまでも麻薬撲滅を図っている。
-決断する他国の政治家たち-。
隣の芝生が青く見えて仕方ない。
★★ 本年さいごの山歩き ★★
そんな世間を尻目に、雪の降り始めのころ、妻と近くの林道に行ってきました。(写真はsinsingのjpeg取って出し画像です。明るさ調整あり。機材はPENTAX K-30 smc DA50-200mm。)
常緑樹は元気
美しい並木道を妻に付いていく私
動物の足跡の横を妻が。
小春日和の心地よさ。
さて来年も林道歩きしながら山野草やキノコを探すとするか。
オオタニさま、来年はマウンドでの仁王立ちを楽しみにしてます!
皆さんの気晴らしは何ですか? 来年の気晴らしは何にしますか?