気晴らしのススメ

男60歳が、書くことで気晴らしと記録を。そして読んでくださる方のささやかな気晴らしにもなればと。

ノンフィクションとしてのスポーツ でも私は充実?

sinsing です。なかなかに麗しく、気晴らしに満ちた一日でした。

なんといっても今日は、大谷翔平を見ながら井上尚弥ボクシング世界タイトルマッチをテレビ観戦できる日。
だからなのか、朝食後のウォーキングも好調。100段少々ある寺院の階段を2回上がるルーティーンもいつもより軽やか。階段上がりを含む4400歩 約3キロのウォーキングとジョグを終えると汗も心地よく、直後の炭酸もうまい。昨日の雨が晴れ、さわやかな風の渡る晴天の一日でした。

 

大谷君と井上君

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井上KO勝利  大谷第22号


11時からの大谷翔平
、左翼席に流し打ちで第22号のホームランをたたき込んだ。
最近はセンターあるいは右翼方向の打球がほとんどだったが、この流し打ちは価値があったはず。バッティングの幅が格段に広がりヒットも出やすくなるだろう。大谷君、ここ5戦で5発の絶好調! エンゼルスも連勝を伸ばした。

1時からは井上尚弥のボクシングの試合。
井上は第1ラウンドで早くもボディでダウンを奪い、明らかにその後遺症が相手に残った。そして第3ラウンド。二度のダウンを奪ってKO勝利。私の大好きなボディ打ち。みぞおちでなく、得意の左打ちのボディショット。レバー直撃。挑戦者はあっという間にマットに沈んでしまった。
試合後、勝者井上と敗者ダスマリナスはお互いの健闘をたたえ、にこやかに抱き合っていた。ボクシングに限らず日本選手の試合後の姿は美しい。こういう日本人の姿がいつも心地よく、誇りさえ感じさせてくれる。

 

最高のノンフィクション

スポーツマンはよく「見ている人に希望と勇気を与えたい」などとのたまうが、スポーツ観戦はなんと言っても「楽しみ」と「気晴らし」のためにある。賢い人は間違っても言わないね、「勇気を与えたい」などとは。
希望も勇気をもらうことはないが、これだけは言える。「スポーツは最高の短編ノンフィクションである」と。事実の力が、短時間のなかで、わたしの心をさまざまな感情で満ちあふれさせてくれる。

とりわけお気に入りの選手やチームが勝つと私たちはヤッターっと快哉を叫ぶ。そんな心の動きは日常にはほとんどない(賭け事は除きますネ)。
2019年のラグビー日本ワールドカップでは、日本中が快哉を叫ぶという、日常ではほとんどありえない現象が起きた。そして大会が閉幕すると、「楽しみ」と「気晴らし」の時間は終わったとばかりにわたしたちはまた日常に戻っていった…。勇気も希望もなく…。

なにはともあれ今日も大谷くん、井上くん、ありがとう!!

 

午後は妻と買い物、それから妻とウォーキング&ジョギング。5500歩 約4キロ。また心地よい汗。買い物も含めて本日11,000歩なり。

 

楽しかったね  でも充実?

心も身体もよく動いた一日でした。
59歳。生きている限りは、若い人は若い人なりに、老いつつある人も自分なりの愉しみのなかで充実した時間をすごしたいものだ。
しかしこの『充実』という言葉がじつにヤッカイなのである……。
なぜならお楽しみや気晴らしは、あくまでも自己満足であり充実とは呼べないしろものに思えるからなのです。
では充実とは…  わたしにとって(退職した今だからそう思えるのかもですが)なにかしらの『生産』にあると考えるようになっています。
サービスでも製造でも芸術でも……なにかしらの『生産』が……。みなさんはどう思いますか?

さて皆さんの今日の気晴らし・愉しみは何でしたか?
ではまた。